この記事でわかること


  • 2026年のパソコン選びのトレンド:「Windows 11への移行」や「生成AI活用を見据えたAI PCの導入」がトレンド傾向。
  • ビジネス用パソコンの選び方:総所有コスト(TCO)を考慮し、用途や使用環境に適したスペックを見極める。
  • ビジネス用パソコンの導入方法:購入・リース・レンタル・DaaSという選択肢の中から、自社に最適な導入方法を検討する。

法人のビジネス用パソコンを選ぶ際は、総所有コスト(TCO)を踏まえたうえで、用途や使用環境に応じたスペック・サイズ・重量を見極めることが重要です。

例えば事務・経理で使用する場合は、CPUはIntel Core 5またはAMD Ryzen 5、メモリは16GB、ストレージはSSD 256GB以上を目安にすると良いでしょう。
OSはWindows、画面サイズは15インチ以上のモデルがおすすめです。

本記事では、2026年版のビジネス用パソコンの選び方について、TD SYNNEX株式会社でPCプロダクトの仕入れや販売推進業務に携わる専門家の意見も交えながら、詳しく解説します。

【専門担当者の解説】2026年のパソコン選びのトレンド

2026年のパソコン選びのトレンドについて、TD SYNNEX株式会社のエンドポイントソリューション部門でPCプロダクトの仕入れ・販売推進業務や、次世代デバイスの販売促進・市場導入に携わる山﨑の見解をご紹介します。

解説者プロフィール

山﨑 優

山﨑 優

TD SYNNEX株式会社
エンドポイントソリューション部門 エンドポイントプロダクト本部 PC部
部長

TD SYNNEXにて営業担当として首都圏大手Sierへ基盤ビジネスはじめ、当社ソリューション・製品の販売に従事したのち、関西地区担当営業として、広域系販社やSIerへ基盤ビジネスやエンドポイントビジネスを中心とした製品の販売に従事。
2023年よりPCプロダクトの仕入れ・販売推進業務に就き、法人向けPCおよびエンドポイント製品のビジネスを推進中。PC製品に精通した立場から、AI PC、Copilot+ PCなどの市場展開・製品推進に携わり、次世代デバイスの販売促進・市場導入にも携わる。

「Windows 11への移行」や「生成AI活用を見据えたAI PCの導入」がトレンド傾向

当社へのご相談内容から見ると、近年は「Windows 11への移行」に加え、「生成AI活用を見据えてAI PCを導入すべきか」というお問い合わせが増えています。
特にNPUを搭載したモデルへの関心が高まっています。一方で、部材価格上昇や供給変動の影響によるコスト増加も課題です。

また、導入方法も多様化しており、購入だけでなく、リースやDaaSを含めた柔軟な導入方法を検討される企業も増えています。

ビジネス用パソコンを選ぶ前に確認したいポイント

ビジネス用パソコンを価格やスペックだけで選ぶと、「動作が遅い」「持ち運びしにくい」などの課題が発生し、業務効率に影響する可能性があります。
より快適に使用するためには、用途や使用環境、長期的なコストを事前に整理しておくことが重要です。

用途と使用環境を明確にする

まずは、どのような業務で使用するのか(用途)と、どのような場所で使用するのか(使用環境)を明確にします。

用途としては、文書作成やデータ入力などの事務作業、商談や訪問が多い営業業務、画像・動画編集のような制作業務などが挙げられます。
また、オフィスで据え置き利用するのか、自宅でテレワークに活用するのか、外出先へ頻繁に持ち運ぶのかといった使用環境も重要な判断材料です。

用途や使用環境の明確化により、ノートパソコンとデスクトップパソコンのどちらが適しているかを判断しやすくなり、最適なスペック・モデルが見えてきます。

総所有コスト(TCO)を考える

ビジネス用パソコンは本体価格だけでなく、導入から運用、廃棄までにかかる総所有コスト(TCO:Total Cost of Ownership)を考慮することが重要です。
初期費用が安価な製品でも、運用や故障対応のコストが大きければ、結果的にTCOが高くなる場合があります。

ビジネス用パソコンのTCOの例は以下のとおりです。

  • 購入費用
    パソコン本体、周辺機器など
  • 初期設定・導入費用
    キッティング、OS設定、ソフトウェアインストール、データ移行、アカウント設定など
  • ソフトウェア費用
    OSライセンス、業務アプリケーション利用料など
  • 運用管理費用
    情報システム部門の管理工数
  • 保守費用
    修理、交換、延長保証など
  • セキュリティ対策費用
    ウイルス対策、アップデート対応など
  • 廃棄費用
    データ削除、リサイクル処理など

故障が少なく安定して利用できる製品や、管理・運用の負担を軽減できる製品は、TCOの削減につながります。
トラブル発生時の業務停止や待機時間も減らせるため、業務効率化や生産性向上にも寄与します。

ビジネス用パソコンを選ぶ際に確認したいスペック

ビジネス用パソコンを選ぶ際に確認しておきたい主なスペックは、CPU・メモリ・ストレージ・OSです。
これらの性能は、アプリケーションの動作速度や複数作業時の処理能力、利用できるソフトウェア、さらには社内システムとの互換性にも影響します。

業務に適したパソコンを選ぶためにも、あらかじめ各スペックの概要を押さえておきましょう。

CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)

CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)は、パソコン全体の計算や制御を担う重要な部品です。
人間の「頭脳」にあたり、アプリケーションの起動やファイル処理、Webサイトの表示、データ計算など、ほぼすべての動作に関わります。
CPU性能が高いほど処理速度が向上し、複雑な作業も快適に行えます。

CPU性能と消費電力(バッテリー駆動時間)の関係

CPUは性能だけでなく、消費電力にも違いがあります。
一般的に、高性能なCPUほど消費電力が大きくなる傾向があり、特にノートパソコンではバッテリー駆動時間にも影響します。

近年は省電力性能が大きく進化し、高い処理性能と低消費電力の両立を重視したCPUも増えています。
Intel Core Ultraプロセッサーシリーズ(シリーズ2以降)やAMD Ryzen AIシリーズなどがその代表例です。

ビジネス向けCPUの種類

現在、ビジネス向けパソコンではIntelとAMDが主流です。
IntelではCore Ultraシリーズ、AMDではRyzenシリーズが広く採用されています。
いずれも同クラスであれば十分な性能を備えているため、必要な処理性能や予算に応じて選ぶと良いでしょう。

メモリ

メモリは、作業中のデータを一時的に保管する部品です。
パソコンの「作業スペース」のような役割を持ち、容量が大きいほど複数のアプリケーションを同時に快適に利用できます。
反対にメモリ容量が不足すると、動作が遅くなったり、アプリケーションの切り替えに時間がかかったりする場合があります。

特にビジネス用途では、Webブラウザで複数のタブを開きながら、ExcelやWord、TeamsやZoomなどを同時に利用するケースも多く、一定以上のメモリ容量が重要です。

ストレージ

ストレージは、OSやアプリケーション、文書ファイルなどのデータを長期間保存する部品です。
パソコンの電源を切ってもデータが保持されるため、パソコン内の「保管場所」のような役割を担います。

ストレージには主にSSD(Solid State Drive)とHDD(Hard Disk Drive)の2種類があります。
HDDは大容量かつ比較的安価である一方、SSDはデータの読み書き速度が速く、衝撃にも強いことが特徴です。
近年のビジネス向けノートパソコンでは、起動速度や動作性能に優れるSSDが主流となっています。

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OS(Operating System)

OS(Operating System)は、パソコンのハードウェアやアプリケーションを管理・制御する基本ソフトウェアです。アプリケーションの動作やファイル管理など、パソコンを正常に動作させる役割を担っています。

OSによって利用できるソフトウェアや周辺機器、社内システムとの互換性が異なるため、用途や利用環境に適したOSの選択が重要です。

Windowsは多くの企業で採用されているOSです。
法人利用では、セキュリティ機能やデバイス管理機能が充実したWindows 11 ProやWindows 11 Enterpriseが一般的です。

macOSは、デザインや映像制作などのクリエイティブ業務に適しています。Apple製デバイスとの連携に優れており、制作現場で広く採用されています。

【用途別】ビジネス用パソコン・ノートパソコンの選び方

ビジネス用パソコンに求められる性能や機能は、業務内容によって異なります。
ここでは、用途別にビジネス用パソコンの選び方のポイントを解説します。

【事務・経理】快適に作業できるスペック・サイズを重視

事務・経理業務用のパソコンは、以下のような日常業務を快適にこなせる性能を備えていることが重要です。

  • メール対応
  • WordやExcelを使用した資料作成
  • 請求書や見積書の作成
  • 会計ソフトへの仕訳入力
  • Web会議
  • ブラウザでの情報検索

事務・経理業務では、複数のアプリケーションやブラウザタブを同時に開く場面もあることから、一定以上のCPU性能と十分なメモリ容量を備えたパソコンが適しています。
CPUはIntel Core 5またはAMD Ryzen 5、メモリは16GBを目安にすると、Excelや会計ソフト、Webブラウザなどを同時に利用しても快適に作業しやすくなります。

ストレージはSSD、容量は256GB以上が良いでしょう。
SSDは従来のHDDよりもデータの読み書きが高速で、パソコンの起動やアプリケーションの立ち上げ時間を短縮できます。業務データや資料の保存を考えると、長期的な運用では512GB以上も選択肢のひとつです。

また、Windows環境を前提とした会計ソフトや販売管理システムなどを採用している企業も多いため、Windows搭載モデルを選ぶと運用しやすいでしょう。

さらに、社内や自宅など決まった場所で作業する場合は、持ち運びやすさよりも画面の見やすさを重視すると作業効率の向上につながります。
15インチ以上のディスプレイを備えたノートパソコンや、より大画面で作業できるデスクトップパソコンを検討すると良いでしょう。
画面サイズが大きいことで、同一画面上に表示できる情報量が増え、ウィンドウ切り替えなどの手間を減らせます。

事務・経理向けパソコンの推奨スペック・サイズ

CPUIntel Core 5/AMD Ryzen 5
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB以上
OSWindows
画面サイズ・ノートパソコン:15インチ以上
・デスクトップ用モニター:21~27インチ程度

【営業】重量やバッテリー性能も重要な選定基準

営業用のパソコンは、さまざまな業務や場所での使用が想定されるため、スペックだけでなく、重量・サイズ・バッテリー性能も重要な選定ポイントです。

代表的な業務には、以下があります。

  • メール対応
  • Web会議・対面での商談
  • 提案資料の作成・修正
  • 見積書や提案書の作成
  • CRM(顧客管理システム)への入力
  • 市場や顧客情報の分析

これらの業務では、Web会議ツールやCRM、メールソフト、ブラウザなど複数のアプリケーションを同時に利用することが少なくありません。
そのため、CPUはIntel Core Ultra(シリーズ2以降)、AMD Ryzen AI、Qualcomm Snapdragon Xシリーズ、メモリは16GBを推奨します。

これらのCPUは高い処理性能と省電力性能を備えており、複数のアプリケーションを並行して使用しても動作が安定しやすく、外出先での作業も快適に行えます。

ストレージはSSD 256GB以上を目安に選びましょう。
パソコンの起動やアプリケーションの立ち上げが速く、外出先での作業開始までの待ち時間を短縮できます。

顧客先への訪問や出張が多い場合は、移動時の負担を抑えるため、重量が1.5kg未満、画面サイズは13〜14インチ程度のコンパクトなモデルを目安にすると良いでしょう。
さらに、外出先ではコンセントを確保できないケースもあることから、バッテリー駆動時間が長いモデルを選ぶと安心です。

OSは、既存システムとの互換性を考慮して選ぶことが重要です。企業向けではWindows環境が広く普及しているため、Windowsが採用される傾向にあります。

また、営業職には2-in-1デバイスも有力な選択肢です。
キーボードを使用した日常業務に加え、タブレット形態へ切り替えて活用でき、商談時のプレゼンテーションのしやすさや携帯性を重視する場合に適しています。

営業向けパソコンの推奨スペック・サイズ

CPUIntel Core Ultra(シリーズ2以降)/AMD Ryzen AI/Qualcomm Snapdragon X
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB以上
OSWindows
重量1.5kg未満
画面サイズ13~14インチ程度
バッテリー性能目安として8時間以上 (使用条件により変動)

【制作】スペックとGPU(画像・映像処理プロセッサー)を確認

制作業務で使用するパソコンには、事務・経理や営業用途よりも高い処理性能が求められます。代表的な業務は以下のとおりです。

  • 画像編集
  • 動画編集
  • モーショングラフィックス制作
  • Webデザイン
  • 3DCG制作やCADソフトを利用した設計業務

これらの業務では、高解像度の画像や動画など、大量のデータを扱います。
処理性能が不足していると、動作が遅くなったり、レンダリングや書き出しに時間がかかったりする可能性があります。

そのため、CPUはIntel Core 7以上、AMD Ryzen 7以上、Apple M3 Pro以上を推奨します。
高性能なCPUを搭載したモデルであれば、画像編集や動画編集、3DCG制作などの負荷が高い作業も快適に行えます。

メモリは32GB以上あると安心です。容量に余裕があるほど、複数の制作ソフトを同時に起動した場合でも動作が安定しやすく、編集やプレビュー作業をスムーズに行えます。

さらに、制作向けパソコンを選ぶ際は、CPUやメモリだけでなく、GPU(Graphics Processing Unit)の性能も重要なポイントです。
GPUは、画像や映像処理を高速化するためのプロセッサーです。高解像度の動画編集や3Dデータの描画などでは特に重要で、GPU性能が高いほど制作効率の向上につながります。

ストレージはSSDで512GB以上がおすすめです。
SSDはデータの読み書き速度が速く、素材の読み込みやレンダリング後の書き出し作業の効率化にもつながります。
制作データはファイルサイズが大きくなりやすいため、十分な保存容量を確保することが重要です。

OSは利用するソフトウェアや制作環境に合わせて選びましょう。
Windowsは、対応ソフトやハードウェアの選択肢が豊富で、高性能GPUを搭載したモデルも展開されています。
一方、macOSはデザイン業界や映像制作分野で広く利用されており、Appleシリコンによる高い処理性能と安定性が魅力です。

また、制作業務では複数のウィンドウやツールを同時に表示する場面も多いため、画面サイズは15インチ以上を選ぶと、作業領域を広く確保できます。

制作向けパソコンの推奨スペック・サイズ

CPUIntel Core 7以上/AMD Ryzen 7以上/Apple M3 Pro以上
メモリ32GB以上
ストレージSSD 512GB以上
OSWindows/macOS
画面サイズ15インチ以上
GPUAMD Radeonシリーズ、NVIDIA GeForce RTXシリーズ

【AI対応】NPU(AI処理専用プロセッサー)が搭載されたモデルを選定

生成AIを業務で活用する場合は、NPU(Neural Processing Unit)を搭載した「AI PC」を検討すると良いでしょう。

NPUはAI処理に特化したプロセッサーで、文章生成や要約、画像処理、音声認識、リアルタイム翻訳といった処理を効率的に実行します。
AI処理の一部をNPUが担うことで、CPUへの負荷を軽減できるほか、利用状況によっては消費電力の抑制やバッテリー駆動時間の向上を図れます。

近年は、Microsoftの「Copilot+ PC」をはじめ、Intel Core UltraシリーズやAMD Ryzen AIシリーズなど、NPU搭載モデルが増えています。

AI PCの大きなメリットは、クラウド上のAIサービスだけでなく、その端末上でAI機能を動作させられる点です。
例えば「Copilot+ PC」では、高品質な画像を生成する「コクリエーター」や、音声をリアルタイムで字幕に翻訳する「ライブキャプション」などの利用が可能です。
これにより、業務の生産性の向上や、将来的な拡張性の確保につながります。

AI機能をより快適に活用するために、CPUはIntel Core Ultra 5以上、AMD Ryzen AI 5以上を選ぶと良いでしょう。

メモリは16GB以上を推奨します。生成AIの利用時には、AIアシスタントやブラウザ、Officeアプリケーションなどを同時に使用するケースが多く、十分なメモリ容量を確保することで快適な操作性を維持しやすくなります。

ストレージはSSD 512GB以上が目安と言えます。AI関連機能やアプリケーションの利用に加え、業務データや生成したコンテンツの保存領域も必要になるためです。
SSDはデータの読み書き速度が速く、アプリケーションの起動やファイルアクセスをスムーズに行えます。

近年はAI機能の活用を前提としたWindows搭載パソコンも増えており、OSをWindows環境にすることで、こうした機能を利用しやすい傾向があります。

AI対応向けパソコンの推奨スペック

CPUIntel Core Ultra 5以上/AMD Ryzen AI 5以上
メモリ16GB以上
ストレージSSD 512GB以上
OSWindows

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用途別のスペックの比較表

用途別のスペック差を比較すると以下の表のようになります。

用途CPUメモリストレージOS
事務・経理Intel Core 5/AMD Ryzen 516GBSSD 256GB以上Windows
営業Intel Core Ultra(シリーズ2以降)/AMD Ryzen AI/Qualcomm Snapdragon X16GBSSD 256GB以上Windows
制作Intel Core 7以上/AMD Ryzen 7以上/Apple M3 Pro以上32GB以上SSD 512GB以上Windows/macOS
AI対応Intel Core Ultra 5以上/AMD Ryzen AI 5以上16GB以上SSD 512GB以上Windows

ビジネス用パソコンの導入方法・押さえておきたい注意点

ビジネス用パソコンの主な導入方法には、以下の4種類があります。

導入方法概要特徴
購入パソコンを自社資産として保有する方法・機種や構成を自由に選択できる
・保守・管理や廃棄対応は自社で行う必要がある
リースリース会社が購入したパソコンを契約期間中利用する方法・初期費用を抑え、運用費用を平準化しやすい
・途中解約が難しく、総コストは購入より高くなる場合もある
レンタル必要な期間だけパソコンを借りる方法・短期間利用や台数変動への対応がしやすい
・長期間利用では割高になりやすい
DaaSパソコン本体と運用サービスを月額で利用する方法
※運用サービス例:キッティング、保守、交換対応、資産管理、ソフトウェア管理など
・運用負荷を軽減し、常に最新環境を維持しやすい
・途中解約は難しい

それぞれ費用や運用・管理の負担などの特徴が異なるため、自社の予算や利用目的に合わせて選ぶことが重要です。

ここからは、ビジネス用パソコンの導入時に押さえておきたい注意点を解説します。

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PCのサブスク「DaaS(Device as a Service)」とは?メリットやリースとの違いも解説

サポート体制の内容・品質

ビジネス用パソコンを選ぶ際は、性能や価格だけでなく、購入後のサポート体制も重要です。
保証やサポート範囲はメーカーや販売店によって異なり、故障やトラブル発生時の対応速度が業務に影響する場合もあります。

特に法人利用では、以下のような点を確認しておくと安心です。

  • 初期設定や導入支援の有無
  • 運用中の問い合わせ対応方法
  • 保証期間・延長保証の内容
  • 故障時の修理・交換サービス

パソコンの交換(買い替え)時期も視野に入れる

ビジネス用パソコンは、将来的な更新時期も見据えて導入方法を検討することが重要です。
パソコンは長期間利用できますが、性能の陳腐化や部品の劣化により、定期的な交換(買い替え)が必要となります。

特にノートパソコンのバッテリーは消耗品で、使用年数の経過とともに駆動時間が短くなる場合があります。
また、法人利用のパソコンの法定耐用年数は4年とされており、多くの企業では3〜5年程度を目安に端末を更新しています。

長期間利用してコストを抑えたい場合は購入、定期的な入れ替えを計画的に行いたい場合はリースやDaaSなど、自社の運用方針に合わせて導入方法を選ぶと良いでしょう。

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パソコンの買い替え時期や、やるべきことは?効率的な運用に役立つ「PC-LCM」の紹介

【専門担当者の解説】ビジネス用パソコンを検討中の方へ

山﨑:
導入時によく見られる課題として、利用実態を十分に整理しないまま機種選定を進め、結果としてスペック不足や過剰投資につながるケースがあります。
また、近年は供給状況や価格変動を考慮せずに導入計画を立ててしまうケースも少なくありません。

当社では、お客様との商談で、「どのパソコンを販売するか」ではなく、「お客様の業務に最適な環境を実現できるか」という視点を重視しています。
業務内容やAI活用計画まで確認しながら、複数メーカーから最適な構成をご提案するとともに、在庫状況や納期も踏まえて安定した調達を支援しています。

山﨑:
お客様へお伝えしているのは、パソコンの導入はゴールではなく、業務課題を解決するためのスタートだということです。
そのため、製品選定においても特定のメーカーや機種ありきではなく、お客様の要件やセキュリティポリシー、運用体制などを踏まえた最適なご提案を心掛けています。

また、TD SYNNEXはマルチベンダーの強みを活かした安定供給に加え、キッティング、DaaS、PC-LCM、ITADや第三者保守サービスなどの各種サービスまで提供しています。
調達から運用終了までをトータルで支援できることが、私たちTD SYNNEXならではの付加価値だと考えています。

ビジネス用パソコンならTD SYNNEXへご相談ください

TD SYNNEXでは、複数メーカーを取り扱うディストリビューターとして、安定した供給体制のもと、適正価格でのご提供と即納対応を行いながら、お客様に最適な製品と調達方法をご提案しています。
ビジネス用パソコンの導入から運用・廃棄まで幅広い支援が可能ですので、パソコンの新規導入や入れ替えを検討している場合はお気軽にご相談ください。

PCサブスクリプションサービス(PC-DaaS)

TD SYNNEXのPCサブスクリプションサービス(PC-DaaS)は、パソコン本体だけでなく、Microsoft 365ライセンス、修理・交換対応、保険などをまとめて、サブスクリプション形式で提供する包括的なサービスです。
端末の調達から運用・保守までをワンストップで支援するため、情報システム部門の負担軽減や運用効率化につながります。

HPやLenovo、VAIO、Dellなど主要メーカーのビジネス向けパソコンを取り扱っており、企業規模を問わず用途に応じた選択が可能です。
TD SYNNEXのPC-DaaSを導入した企業からは、幅広いラインナップから業務に適したパソコンを調達しやすい点について、評価の声があります。

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SERVICESolv(サービスソルブ)

SERVICESolv(サービスソルブ)は、IT機器の導入から展開・運用、処分までをトータルで支援するサービスです。
パソコンや周辺機器の購入だけでなく、キッティング、設置・展開、保守サポート、資産管理、データ消去や廃棄まで、ITライフサイクル全体をカバーします。

また、必要なサービスだけを個別に利用できることも特徴です。
例えば、キッティングのみ、設置作業のみといった形での利用にも対応しており、自社の運用体制や課題に応じて複数のサービスを組み合わせることも可能です。

さらに、PCの導入から運用、処分までのライフサイクル全体に必要な業務を一括して代行する「PC LCM」サービスも提供しています。
流通・クラウド・倉庫機能を活かした仕組みで全国への対応を実現しており、円滑なPC運用はもちろん、IT担当者の負担軽減や業務効率化を支援します。

まとめ

ビジネス用パソコンを選ぶ際は、用途や使用環境を明確にしたうえで、それに適したCPU・メモリ・ストレージ・OSなどのスペックを確認することが重要です。

また、本体価格だけでなく総所有コスト(TCO)やサポート体制、将来的な買い替え時期も考慮する必要があります。
購入・リース・レンタル・DaaSなどの導入方法の特徴はそれぞれ異なるため、自社の運用方針に合った方法を選びましょう。