SYNNEX CorporationのConcentrixスピンオフに関するアナウンスメント
【SYNNEXのConcentrixスピンオフに関するアナウンスメント】
<ハイライト>
SYNNEXは、継続的な成功に向け、SYNNEX とConcentrixを2つの独立した企業に分離し、業界リードする2トップ企業を市場に送り出す準備を進めている旨、発表しました。
-SYNNEXは、南北アメリカおよび日本でのITディストリビューター業界トップ3に入る企業
-Concentrixは、グローバルカスタマーエクスペリエンス(“CX”)ソリューション業界でトップ2に入る企業
2020年1月9日、米カリフォルニア州フリーモント(FREMONT, Calif.)発表
SYNNEX Corporation(NYSE:SNX)は本日、SYNNEX Corporationと、100%子会社の、大手グローバルCXソリューション企業Concentrixの2つの株式公開企業に分離する計画を発表しました。分離直後は、SYNNEXの株主はSYNNEXとConcentrixの両方の株式を所有します。
SYNNEXの社長兼CEOであるデニス・ポークは、下記のように述べています。
「本日、SYNNEXとConcentrixを業界をリードする2つの株式会社への分離計画を発表したことは、株主価値をさらに高めるための積極的な措置と考えています。」
「このスピンオフは、各企業に戦略的および経営上の焦点をより明確にし、SYNNEX株主が各企業を個別に所有および評価できるようにします。40年にわたり、当社および当社のITディストリビューションとCXサービスへの投資により収益を得てきた歴史を、我々は非常に誇りに思っています。同時に、これら2つのビジネスが各業界をリードし独立した株式会社として成功するのに十分なポジションにあることについても、誇りに思います。」
Concentrixの社長であるChris Caldwellは、下記のように述べています。
「Concentrixが現在の規模と効率を予想よりも早く達成し、市場機会が目前にあることから、適切な分離時期が到来しました。私は、Concentrixチームとともに、SYNNEXファミリーとして過ごした日々に感謝しており、SYNNEXのレガシーを引き続き成功させることを楽しみにしています。」
分離の詳細
年間収益約190億ドルのSYNNEXテクノロジーソリューションは、アメリカおよび日本のITディストリビューターのトップ3として継続し、テクノロジー業界向けに包括的な流通、物流、統合サービスを提供します。業界で最も堅牢なラインカードとサービスポートフォリオの1つを備えたSYNNEXは、継続的な市場シェア拡大が見込めるだけのケイパビリティとリーダーシップを持ち、投資に適した立場にあります。この分離により、SYNNEXは、経営戦略上、フレキシブルに、フォーカスを絞ったコントロールが可能となり、市場でのリーダーシップ加速が期待されます。
年間収益約47億ドルのConcentrixは、顧客がエンドユーザーのブランド体験を向上させ、顧客との深いエンゲージメントを促進するエンドツーエンドの機能を提供することを中心に、テクノロジーを注入したCXソリューションのトップ2グローバルプロバイダーであり続けます。差別化されたソリューションポートフォリオにより、Concentrixは、275以上のグローバルロケーションで125以上のGlobal Fortune 2,000クライアントと50以上の破壊的で成長率の高いクライアントをサポートし、すべてのチャネルで一貫したブランドエクスペリエンスを提供します。今回の分離を機に、Concentrixは独立企業として、持続可能で収益性の高い成長を遂げ市場でのポジションも更に高まることが期待されます。
経営構造
両社には、業界での豊富な経験を備えた強力で長年にわたるリーダーシップチームがあり、両社の各市場でシェア拡大させるのに適しています。
SYNNEXの社長兼CEOであるデニス・ポークは、引き続きこの地位を保持し、分離後もSYNNEXをリードします。
クリス・コールドウェルは、Concentrixを社長兼CEOとして率い、分離後も独立企業として事業を監督し続けます。
Concentrixは今後数か月にわたって取締役会を開催し、分離予定日を発表します。
分離に関するプロセス
分離は2020年後半に完了する予定です。この分離は、SYNNEX CorporationとSYNNEXの現在の株主の双方にとって、連邦所得税を非課税取引となることも目的としています。分離後すぐに、SYNNEXの株主は、分離前のSYNNEXの所有割合と同じ割合でSYNNEXとConcentrixの両方の株式を所有します。
分離の完了には株主投票は必要ありませんが、SYNNEX取締役会の最終承認、取引の非課税性に関する有利な意見の受領、および米国証券取引委員会へのForm-10提出が必要となります。
SYNNEXは、分離の詳細が確定するまでの間、「通常どおりのビジネス」ベースでビジネスを行います。分離後、SYNNEXとConcentrixは、継続的な投資と成長をサポートするために十分な流動性をもって適切に資本化されると予測しています。
電話会議とウェブキャスト
SYNNEXは投資家向けに電話会議を開催し、この取引について議論し、2019年第4四半期の結果を確認します。これは、今日の午後2時(PT)/午後5時(ET)に別のニュースリリースで発行されます。
会議ID 9038089
ライブコール(866)393-4306または(763)488-9145(国際)
電話会議のライブオーディオWebキャストは、スライドプレゼンテーションと一緒にir.synnex.comからアクセスできます 。Webキャストの再生は、通話後に利用できます。
シネックスジャパンについて
シネックスジャパン株式会社は、米国にて1980年に創立され2018年度には連結売上高200億ドルを計上し、全世界26ヵ国で225,000人以上の従業員が勤務し、IT製品を中心としたディストリビューション・ビジネスプロセスサービスを提供する、米国フォーチュン500社※(2019年度158位)に選ばれているSYNNEX Corporationの日本法人です。国内で最初の外資系ITディストリビュータとしてITのトレンドをいち早く取込み「新しい商材で新しいビジネスを切り開く」という販売店の皆様の課題解決に貢献いたします。
※Fortune 500ランキングについての詳細な情報は、http://www.fortune.com をご参照ください。
Concentrixについて
Concentrixは、米国SYNNEX Corporationの100%子会社です。プロセス最適化、カスタマー・エンゲージメント戦略、技術革新に焦点を当て、独自の変革ソリューションを活用するグローバルビジネスサービスの会社です。
Concentrixの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
https://www.concentrix.com/
*SYNNEX、SYNNEXロゴ、CONCENTRIX、CONVERGYSその他SYNNEX関連会社の製品名、サービス名、理念はSYNNEX Corporationの登録商標または商標です。SYNNEX、SYNNEXロゴ、及びCONCENTRIXは米国特許商標庁登録済みです。記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。
*当資料は、2020年1月9日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
*財務諸表の参照は以下のWebサイトをご参照ください。