TD シネックスがBONXと協業、グループ通話ソリューション「BONX WORK」等を提供開始

~現場向けシステム導入支援実績による知見をもとに、デスクレスワーカー市場で求められるDXを業界横断型で支援~
TD SYNNEX株式会社(本社:東京 代表取締役社長:國持重隆、以下「TD SYNNEX」)は株式会社BONX(ボンクス、本社:東京 代表取締役社長:宮坂 貴大、以下「BONX」)と協業し、現場で働く「デスクレスワーカー」(注*)に向けた最適なチームコミュニケーション実現を目的とし、BONXの製品を販売パートナー経由で本日販売開始する旨発表いたします。
対象はスマートフォンのインターネット回線を使ったグループ通話ソリューション「BONX WORK」、専用イヤフォン「BONX Grip」「BONX mini」です。なお、今回提供開始を記念しキャンペーンも行います。
*注:デスクレスワーカーとは、オフィス等のデスクに座って働いていない人々のこと
「BONX」詳細を見る

■今回提供の背景
コロナ禍によりオフィス業務のDX化が急速に進展する一方、介護、建設、小売、ホテル等の現場では、各種問題からDX化以前にデジタル化の遅れが指摘されています。
具体的には現場特有の問題として、働き手の減少、技術習得に現場体験が必要な職務内容、孤独感を感じやすい単独作業等が挙げられます。

そしてこのような問題は、“常時システム接続が困難な現場で、点在したメンバー同士がトランシーバーや電話により都度通信する方法ではリアルタイムにコミュニケーションをとることが難しい”というコミュニケーション課題に起因します。
また、コミュニケーション課題達成の先にある「現場のDX化」についても、デジタル技術を使った労働生産性向上が強く求められる昨今、避けて通れなくなっています。

以上の背景を踏まえ、これまでにも複数の現場向けシステム導入実績を持つTD SYNNEXが、この度、デスクレスワーカー市場で求められるDXを業界横断型で支援する目的でBONXと協業、BONX製品を法人向けに展開することとなりました。

■ソリューションのご紹介

「BONX WORK」は、現場で動き回っていても使えるVOIPと、独自のイヤフォンをBluetooth接続できる点が特徴です。

今回TD SYNNEXより提供を開始する製品は以下のようなものです
当社販売パートナー向けECサイトECNexページ


今回提供する「BONX WORK」を使ったコミュニケーション活性化の事例(一部抜粋)

  • 医療機関
    患者がいるエリア(レッドゾーン)では防護服を着たままトランシーバー、電話に触れることも出来ずコミュニケーション手段が無い状態でした。
    ⇒「BONX WORK」のハンズフリーモード(スマートフォンを取り出し、ボタンを押すことなく、ハンズフリーで会話可能なモード)により、防護服を着ていても会話できるように。
  • 建設現場
  • スポーツ団体
  • ホテル
  • 業界横断的な事例としては、ドローン操作時にも利用


■今回提供する「BONX WORK」を使ったDX事例
(一部抜粋)

(写)上:松屋銀座様 – 音声採寸ソリューション(*注1) 、
下:ANA様 – 音声ビッグデータによる顧客問合せ分析の可能性等に期待(*注
2)
*注1 出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000020459.html
*注2 出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000020459.html


(写) JR東日本スタートアップ様と協業し進めている鉄道現場のDX:車両整備等 (*注3)

*注3 出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000034286.html

上記以外にも以下DX活用事例があります。

  • 介護現場のDX
    ナースコール、ベッドセンサーシステム(入居者が思いがけない時間に立ち上がった場合等に通知するシステム)では、従来センターにしか知らせが届かない、または、iPadを持ち歩いているが見ないとわからないような状態でした。
    ⇒BONXの専用イヤフォンを装着していれば、「BONX WORK」でいつでも連絡可能となり、入浴介護等の様々な業務に対応している現場スタッフも速やかに対応が可能になりました。


今回の発表に際し、TD SYNNEX 常務執行役員 プロダクトマネジメント部門 部門長 伊藤 弘泰は次のように述べています。
「この度のBONX様との協業を大変光栄に存じます。デスクレスワーカー市場に向け、コミュニケーション課題と “現場のDX化”という2つの課題を“声”で達成する、というアプローチは、まさに複数業界で待ち望まれていたイノベーションと考えており、そのイノベーションの普及を担わせていただけるようになったことを誇りに思います。
今回ソリューションはデスクレスワーカー市場に限定しなくとも、1人のビジネスマンがデスクレスワーカーのような働き方を一定期間行う場合等、様々な活用シーンも見据えて販売パートナー様にご提案頂けるソリューションです。

例えばマーケティングや営業担当者の展示会出展時、またはITエンジニアのデータセンター作業時、そして、出張や会議で離席時間が長い管理者等も対象になりえますので、ぜひとも多くのパートナー様に拡販いただけるよう、当社もお手伝いさせていただく所存です」


株式会社BONX  CEO 宮坂 貴大氏は次のように述べています。
「この度のTD SYNNEX様における”BONX WORK”提供開始を心より歓迎致します。小売、介護、ホテル、建築などの現場で働く人々”デスクレスワーカー”は日本国内だけで4,000万人いるといわれており、この領域のDX無しには、日本が真の意味でDXを実現できるとは言えません。TD SYNNEX様とその販売パートナー様との協業を通して、デスクレスワーカーのDXがより一層加速し、現場で働くチームの成長へと繋がることを期待しております。

“世界は僕らの遊び場だ”これはBONXのミッションです。これからもチームに寄り添い、誰もが毎日をワクワク生きられる世界を一緒に作っていけたらと思っております」


今後もTD SYNNEXは、目標、戦略、リソース、テクノロジーソリューションを共有することで、顧客、ビジネスパートナー、従業員が成功を収めることを支援します。賢い投資、イノベーション、ソリューションベースの製品により、すべてのステークホルダーに対する企業価値を高めます。

TD SYNNEXについて
TD SYNNEX株式会社は、世界トップクラスのITディストリビューターである米国TD SYNNEX Corporation(※)の日本法人です。
世界100カ国、取引メーカー数1500社を超えるグローバルネットワークを強みに、従来の卸売ビジネスに加え、国内外の製品やサービスを組み合わせて、お客様のビジネスの課題に最適なITソリューションを提供するソリューションアグリゲーターです。
私たちはテクノロジーを通じ、日本のお客さまや地域社会に貢献してまいります。
※TD SYNNEX Corporationは全世界100ヵ国以上で従業員を有し、IT製品を中心としたディストリビューション、ロジスティクス、 ソリューションを提供する、米国Fortune(フォーチュン) 100社(2021年60位)に選ばれているグローバルディストリビューターです。フォーチュン ランキングについての詳細な情報は、こちらをご参照ください。
TD SYNNEX Corporationページ  
https://www.tdsynnex.com/


BONXについて
社名 :株式会社BONX (BONX INC.)
WEBページ:https://bonx.co/ja/
代表 :宮坂貴大
設立 :201411
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 WeWork渋谷スクランブルスクエア 38F

2014年に宮坂貴大が創業。アクションスポーツ中における仲間とのコミュニケーションの課題からBONXを着想し、201612月に「BONX Grip」の発売を開始。201712月には法人向けサービスBONX WORK(当時は BONX for BUSINESS)をスタート。20197月に第85回エンデバーISP(最終国際選考会)にて日本起業家としては7社目となるエンデバー・アントレプレナーとして選出され、201911月から20206月に行った新プロダクト「BONX mini」のクラウドファンディングでは約8,000万円の支援を頂き目標を大幅に達成。アクティブスポーツのみならず、小売/介護/飲食/宿泊/病院/建築現場/リモートワークなど、あらゆるシチュエーションでのチームの成長に貢献するTeam Growth Platformとして拡大しています。20216月に新商品 BONX BOOST のクラウドファンディングをスタート、5,200万円の支援額を達成。

【本件に関するお問い合わせ】
135-8559 東京都江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2F
TD SYNNEX
株式会社
デジタルトランスフォーメーション&マーケティング部門 
マーケティング本部広報担当
 e-mail :
 pr@synnex.co.jp

※掲載されている社名又は製品名は、各社の商標又は登録商標です。
©2022 TD SYNNEX K.K.


ページトップ