シネックスインフォテック株式会社(本社:東京、代表取締役社長 & CEO:松本芳武、以下「シネックスインフォテック」)は日本アバイア株式会社(東京都港区、代表取締役社長:川上 佳樹、以下:日本アバイア)の中小規模のコンタクトセンターに必要な機能を網羅したオールインワンのソリューション「Avaya Contact Center Select(ACCS)」の提供を開始しました。
ACCSは、日本アバイアが本年6月に発表した中小企業に特化したコラボレーション・ソリューション「Avaya Office®」をベースとするコンタクトセンター向けのソリューションで、10席規模からコンタクトセンターを構築することが可能です。ACCSは、中小規模のカスタマーケア部門が抱える課題をオールインワンで解決し、より円滑かつ充実したカスタマーケアの提供を可能にします。
昨今の消費者のコミュニケーション手段の変化に伴い、コンタクトセンターには電話以外の問合せ手段を顧客に提供するマルチチャネル化が求められるようになってきています。しかし現状では、顧客対応チャネルは分断されており、シームレスでストレスのないカスタマーケア体験を提供できている企業はまだ多くありません。
これは主に、既存のマルチチャネル対応カスタマーケア技術は大企業向けで、そのような技術の導入にかかるコストが中小企業にとっては大きな負担だったことがあげられます。
ACCSは、コールセンター業界で実績あるアバイアの技術を中小企業が求めやすいパッケージで提供するものです。人員が10名程度の小規模なコールセンターから最大250名の規模まで対応できる柔軟性と高い拡張性を保持し、電話だけでなく、メールやチャット、SMSといった複数のチャネルに対応しています。これにより企業は、顧客との接点をマルチチャネル化することができ、顧客のニーズに合ったコミュニケーション基盤を構築、機会損失を防ぐことができるようになります。また、通話録音やアウトバウンド機能も標準で備えており、コストパフォーマンスに優れたパッケージになっています。
シネックスインフォテックでは「Avaya Office®」と連動するACCSは、中小規模のカスタマーケア部門が求める機能を提供でき、生産性向上を計画する企業において安価で導入しやすいソリューションであること、また今後企業内でも採用が進むSIMロックフリーデバイスを始めコミュニケーションソリューションなどとの親和性が高いことから、システムインテグレータ、付加価値再販業者、さらには携帯電話販売業者などを通じて、拡販を計画していきます。