猛威を振るうランサムウェアから大切なデータを守るには?被害を防ぐための対策をコンパクトに解説
IT化が進むにつれて、セキュリティ対策が強く求められています。特に日本の製造業はサプライチェーンによる企業間の繋がりが増加・多様化しており、サプライチェーン等を狙った標的型攻撃を行うランサムウェアが増加しています。そのためデータ暗号化の解除や暴露・脅迫のみならず、交渉に応じるまでDDoS攻撃が続けられるなど、多重脅迫を想定した対策が求められています。こうした背景から、中小企業でもセキュリティ強化が必要になるでしょう。
Microsoft 365の完全バックアップにはサードパーティの活用が必須
Microsoft 365の利用は急拡大していますが、バックアップに関する調査レポートでは、72%の企業がランサムウェアの攻撃を懸念。また、52%が攻撃を受けたことがあると回答しています。Microsoft 365などのSaaSは責任共有モデルであり、意図しないデータの削除や悪意のある改ざん、ランサムウェアによるデータ侵害はユーザー側の責任で対応が必要です。Microsoft 365の標準機能で満たせない場合は、サードパーティでのバックアップが求められます。
Microsoft 365のバックアップとアーカイブ
米シリコンバレーに本社を置くバラクーダネットワークス社は、Microsoft 365のバックアップとアーカイブに特化したSaaS製品を提供しています。Microsoft 365の標準機能では満たせない、バックアップ機能の充実化が図られています。
1. Barracuda Cloud-to-Cloud Backup
クラウドストレージ環境で定期的にバックアップが取得できる、Microsoft 365のバックアップ取得に特化したSaaS製品です。容量無制限のクラウドストレージが標準で提供され、Microsoft 365上のデータをすべてバックアップして保持可能。容量による料金変動がないライセンス型のため、導入・運用が簡単な点も大きな特徴です。バックアップデータを復元する際も、フォルダやアカウント、サイト単位などきめ細やかなリストアが行えます。
2. Barracuda Cloud Archiving Service
要件に応じて、細かくメールデータの保存条件や期間が設定できます。Microsoft 365専用の製品ではないので、メールサービスやオンプレミスのメールサーバーでもアーカイブが可能。さらに、複数の検索条件を組み合わせて特定条件のメッセージを抽出するなど、機能が充実しています。
すでにBarracuda Cloud-to-Cloud Backupを導入している企業さまからは、「データが増加しても、容量無制限のためコストパフォーマンスが向上。さらに、細かなリストア要望にも応えられている。転送でも暗号化できる」など好評をいただいています。
このように、昨今はランサムウェアの増加などサイバーセキュリティ上の脅威が広がっており、利用が急拡大しているMicrosoft 365のデータをセキュリティリスクから守るには標準機能だけでは不十分です。
本レポートでご紹介をしたバックアップ・アーカイブ製品をはじめとした、サードパーティ製品によるユーザー側の対応が必要といえるでしょう。
本ウェビナーではバラクーダネットワークスジャパン、テクバン株式会社をお招きして、サイバーセキュリティの現状と同社の提供するMicrosoft 365のバックアップ・アーカイブ製品を詳しくご紹介させていただきました。
詳細についてご興味のある方は、本ウェビナーのアーカイブを配信しておりますのでご覧ください。