Chromebookがビジネスユースに向いている8つの理由(Part2: ソフト面)
【入場無料】TD SYNNEX主催のIT展示会「Inspire 2024」10/24(木)東京国際フォーラムにて開催!
Chromebookがビジネスユースに向いている理由を、ハード面/ソフト面/セキュリティ面の3点から見て、合計8つの利点を紹介します。今回の記事ではソフトの面で優れた3つの点をご紹介します。
みんなに知らせたい、Chromebookのスゴさ
Chromebookは、Googleが開発したOS「Chrome OS」を搭載した、シンプルながら非常に便利なノートパソコンであり、ビジネスシーンでの活用に向いています。 前回の記事に引き続き、「どうしてChromebookがビジネスユースに適しているのか」について8つの理由を解説していきます。
今回の記事ではソフトの面で優れた3点をご紹介してまいります。
(前回の記事:ハードの面で優れた3点)
ソフトの面で優れた3点
ではさっそく、ソフトの面で優れた点を3つご紹介します。
ソフトの面でChromebookが特に優れているのは、Googleアカウントとの連携、オフラインアクセス、Microsoft Officeの対応の3点です。
順番に見ていきましょう。なお、番号は前回の記事からの通し番号となっています 。
4. Googleアカウントとの連携
Googleが開発したOS「Chrome OS」を搭載しているため、アカウントの管理にはGoogleアカウントを使用しています。新たにChromebookの管理用のアカウントやパスワードを作成したり、管理する必要はありません。
普段からGoogleアカウントをお使いの場合、Chromeブラウザのブックマークや、パスワードなどの自動入力項目なども連携されるため、パソコンを新しくした際の面倒な移行が一切不要です。
もちろん、Googleアカウントをお持ちでない場合でもChromebookを使うことは可能ですのでご心配には及びません。
Chromebookを組織で管理する方法や、Googleアカウントをお持ちでない場合の管理方法については、別の記事でご紹介する予定です。
また、Google Workspaceを利用している場合は、「普段の環境を再現する手間」を丸ごと省くことが出来るので、非常に便利に感じるかと思います。
Google Workspaceはブラウザさえあれば作業することができるため、chromeウェブストアからソフトをインストールする手間もありません。また、Chromebookにアプリ起動のショートカットが予めインストールされています。文字通り「導入してすぐ使える」というわけです。
Google Workspaceはブラウザ上で動くオフィスツールです。 無料版はもちろん、企業様向けに多くのメリットがあるビジネスプランがございます。もし、まだお使いで無ければChromebookの導入と一緒に、Google Workspaceの導入もご検討されてみてはいかがでしょうか。
5. オフラインアクセス
5Gエリアが広まった世の中においても、ネットが繋げない環境で作業することはあります。ChromebookはWebアプリを使った機能が非常に多いですが、オフライン対応のアプリであれば、インターネットに接続していなくても作業することが可能です。作業内容はいインターネットに接続したタイミングで反映されます。
オフライン対応のアプリ(一例)
- Gmail
- Google Keep
- Google ドライブ用アプリ
- Google カレンダー
- フォトエディタ
- メディアプレーヤー
なお、オフラインアクセスを利用するには、下記の用意が必要な点にご留意ください。
- 事前にコンテンツをダウンロードしておく
- 対象ファイルのオフラインアクセスを有効化しておく
6. Microsoft Officeに対応
Chromebookの拡張機能を用いれば、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集することが可能になります。そのため、今までOfficeファイルを使って業務をしていた場合でも、引き続き同じファイルを編集することができます。
さらに、ChromebookはMicrosoft Officeに対応しており、Office Online Chrome拡張機能を用いることで、ChromebookでMicrosoft Office365を使用することが可能です。
どうしてもMicrosoft Officeから移行できないソフトやファイルがあっても、Chromebookを諦める必要はないのです。
拡張機能で利用可能になるアプリ(一例)
- Word
- Excel
- Power Point
- OneNote
なお、通常のアプリとしてMicrosoft Officeツールを使うためには、Microsoft 365 サブスクリプションの購入(アカウントの所持)が必要になりますのでご注意ください。
まとめ
今回は「どうしてChromebookがビジネスユースに適しているのか」をソフトの面から見て優れている3点を解説しました。
Googleが開発したOSだからこそできる連携、配慮、対応が感じられたのではないでしょうか。互換性も配慮されており、Officeソフトが使えるのは嬉しいですね。
この記事では、ソフトの面での「表面的に目立つことはあまりないものの、非常に役立つ縁の下の力持ち」的な強みがお伝えできたかと思います。
次の記事ではセキュリティの面で優れた点を2つ、「組み込みのセキュリティ」、「Chrome Enterprise Upgrade」をご紹介してまいります。