TD シネックス、スマートバリュー社と協業し 車両管理ツール「CiEMSシリーズ」を拡販
~50年以上の国内販売実績による広範な販売網を通じ、企業の抱える車両管理リスク対策を全国展開~
TD SYNNEX株式会社(本社:東京 代表取締役社長:國持重隆、以下「TD SYNNEX」)は、ITを活用しモビリティ社会の課題解決を推進する株式会社スマートバリュー(本社:大阪 取締役兼代表執行役社長 渋谷 順、以下「スマートバリュー」)の提供する車両管理総合サービス「CiEMS(シームス)」シリーズを、2022年1月14日(金)より販売開始する旨、発表いたします。
これによりTD SYNNEXの販売パートナーは、社有車を保有する企業に対し、設置工事不要の専用端末と社有車管理のクラウドサービスを展開することで、車両管理業務の効率化に加え、交通事故/CO2削減等の社会課題解決に向けたソリューションを提供できるようになります。
加えて、当社販売パートナーは当社ECサイト「ECNex」を活用し「CiEMS」シリーズと他ソリューションをセットで提案することも可能です。
「CiEMS」詳細を見る
■今回提供の背景
2020年より拡大した新型コロナは、ソーシャルディスタンス確保の観点から人々の移動手段に関する価値観に大きな影響を及ぼしました。一方、ニューノーマル時代の移動手段として期待される自動車はCASE(Connected, Autonomous, Shared&Service, Electric)と呼ばれる技術革新の潮流を受け、安全性向上面で、めざましい進化を遂げています。
しかし、これら最新技術への過信・誤解による新たな事故発生のリスクに加え、企業の安定経営のみならず、交通事故とCO2削減という社会課題への取組み面からも、余剰車削減・安全性向上を目的とした車両管理の重要性は従来以上に増しています。
さらに、5G時代の昨今では、上記マーケットニーズのみならず、顧客と継続的な関係性を強めサービス活用法・頻度・故障予兆等のデータを蓄積・分析し、サービスの付加価値と収益性向上を図る”データ循環型”のリカーリングビジネスモデルへの移行が、多くの企業に対し求められている現状です。
以上の背景を踏まえ、企業のDXによる業務効率化、および、社会課題解決に向けた支援につき豊富な実績・知見を有するTD SYNNEXが、この度、車両走行情報を取得・分析を実現するスマートバリューの車両管理総合サービス「CiEMS(シームス)」シリーズを、法人向けに展開することとなりました。
これにより、TD SYNNEXは「CiEMS(シームス)」シリーズのうちテレマティクスサービス「CiEMSPlus」を初期導入費用に加え月額基本サービス料、想定価格1,500円で、自社の販売パートナー経由で提供開始します。
今回提供は、TD SYNNEXが車両を保有する多数企業に対し、車両安全管理・車両/業務効率化による交通事故/CO2削減の支援を行うとともに、販売パートナーに向けたリカーリングビジネスシフト支援も行うものです。
■「CiEMS(シームス)」シリーズのご紹介
・手軽にテレマティクスを実現する「CiEMS Plus」(シームスプラス)
事故削減、運行日報、BCP対策、車両予約、台数適正化、等の課題解決に利用頂くことが可能です。
<特長>
- 企業所有車の専用のコネクタにワンタッチで差し込むことで利用可能
- 導入時の車両の稼働停止の設置工事/リースアップ等での車両入れ替え時の撤去工事は不要
<活用シーン例>※一部抜粋
- 企業運営において、リスクの高い事故の削減のため、ドライバーの安全運転の実施状況の確認
- 車両ごとの稼働率・稼働時間を可視化し、同時使用数と合わせて余剰車両の特定
- 同時使用数と合わせて余剰車両の特定ドライバーの過労防止のための労務管理
・スマホとクラウドを使った車両管理アプリ「CiEMS Report」(シームスレポート)
運行日報、BCP対策、車両予約、台数適正化、免許証期限管理等の課題解決に利用頂くことが可能です。
<活用シーン例>※一部抜粋
- 2022年4月より義務化予定の車両運行前後アルコールチェック実施記録をクラウド上に保管し、確認
- 運行日報の電子化による工数削減及び予約機能を用いた社有車の共有化を促進
- 万が一の事故発生時において、緊急通報機能によるBCP対策
今回の発表に際し、TD SYNNEX 執行役員 プロダクトマネジメント部門 部門長 伊藤 弘泰は次のように述べています。
「この度のスマートバリュー様との協業を心より嬉しく思います。
当社は従来全社的に地球環境保護に取り組んでおり、CO2排出量、エネルギー使用量の削減、およびエネルギー効率化を改善する新しい方法を常に模索してまいりましたが、今回協業により交通事故削減という社会課題にまで社会貢献活動の幅を拡げられるようになったと自負しております。
加えて、今回、モビリティ社会実現に欠かせないテレマティクスのサービスを、当社販売パートナー様がリカーリングビジネスとしてお客様に提供頂くことで、エリアに限定されない販売パートナー様のビジネスモデル変革の一助になるであろうとも期待しております」
株式会社スマートバリュー 執行役 モビリティ・サービス事業部門 General Manager森田 由基氏は、次のように述べています。
「今回の提携に関して、TD SYNNEX様が掲げているテクノロジー&ソリューションアドバイザーとして付加価値の高いサービスをご提供し、市場に新たな刺激を与えるという使命に共感いたしました。100年に一度の大変革期の時代に突入している自動車業界。当社もこの刺激的な世界に挑戦し、モビリティから取得した多様なデータを分析・活用することで様々な社会課題の解決を推進するという使命を持っております。まずは、IoTを中心とした技術を活用したクラウドサービス”CiEMS=デジタルテクノロジー”を共同で推進し、企業の在り方や働く人たちを変化させ、社会にとってより良い環境にしていきたいと考えております」
今後もTD SYNNEXは、目標、戦略、リソース、テクノロジーソリューションを共有することで、顧客、ビジネスパートナー、従業員が成功を収めることを支援します。賢い投資、イノベーション、ソリューションベースの製品により、すべてのステークホルダーに対する企業価値を高めます。
TD SYNNEXについて
TD SYNNEXは、米国TD SYNNEX Corporation(※)の日本法人です。
TD SYNNEXは、従来の卸売ビジネスに加え、お客様の課題を解決するために国内外の製品・サービスを組み合わせたソリューション提案を行うことで、「ハイブリッドディストリビューター」としての付加価値を提供しております。また、eコマースやデジタルマーケティングにより、ビジネスパートナー様からエンドユーザー様まで幅広くサービスをご提供いたします。
※米国TD SYNNEXは全世界100ヵ国以上で従業員を有し、IT製品を中心としたディストリビューション、ロジスティクス、 ソリューションを提供する、米国Fortune(フォーチュン) 100社(2021年60位)に選ばれているグローバルディストリビューターです。フォーチュン ランキングについての詳細な情報は、こちらをご参照ください。
米国TD SYNNEXページ https://www.tdsynnex.com/
スマートバリューについて
代表者 取締役兼代表執行役社長 渋谷 順
設立 1947 年6 月
資本金 959,454 千円
所在地 大阪市中央区道修町3 丁目6 番1 号 京阪神御堂筋ビル
URL https://www.smartvalue.ad.jp/
1928年バッテリー製造工場として創業し、1947年には自動車電装修理工場として法人化した当社は、事業継承と業態転換を実行し、現在は行政デジタル化への期待を実践するデジタルガバメント領域とコネクティッドカーに代表されるモビリティIoT領域のソリューションを中核として、幅広く情報通信革命期のスマートシティの実現やスポーツやエンターテイメントなど体験や共感を育む意味的価値の創出を目指しています。
【本件に関するお問い合わせ】
〒135-8559 東京都江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2F
TD SYNNEX株式会社 デジタルトランスフォーメーション&マーケティング部門
マーケティング本部 広報担当
e-mail : pr@synnex.co.jp
※掲載されている社名又は製品名は、各社の商標又は登録商標です。
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