Google エコシステムの中の Google Workspace
【入場無料】TD SYNNEX主催のIT展示会「Inspire 2024」10/24(木)東京国際フォーラムにて開催!
Google Workspace ユーザーに、Chromebook や Google Meet ハードウェアの併用利用が最適な理由について紹介します。
はじめに
Google Workspace は、あらゆる働き方に対応する生産性向上とコラボレーションのためのツールです。
ブラウザ上で動作するため、Windows OSでも、Mac OS でも便利に使うことができます。
そんな Google Workspace にも、最適な利用環境があるというのはご存じでしょうか。
Google は、検索エンジンに始まり、モバイルデバイスなどのハードウェア、OS、ネットワーク、プラットフォーム、コンテンツサービスなど、IT世界に広く展開しています。
製品が互いに連携・補完するような Google エコシステムが構築されている状態です。
多くの製品がありますが、この記事では Google Workspace を取り巻く Google エコシステムの例として Chromebook と Google Meet ハードウェアの2つをご紹介します。
Google Workspace と Chromebook
Chromebook は Google の開発した ChromeOS を搭載しているデバイスです。
Google が開発しているため、Google Workspace との親和性が高い他、Chromebook 自体がブラウジングに特化しており、データはクラウドに保存するという特徴があります。
Google Workspace も、ブラウザ上で操作しクラウドでデータを管理するという設計であることから、 Chromebook 上で Google Workspace を活用するメリットが多くあります。
例えば、一度 Chromebook にログインすれば Google Workspace のメールやデータにアクセスすることが可能になる点です。
Chromebook は、Google Workspace のアカウントを使ってログインするため、Chromebook へログインを行うことで Google Workspace のログイン作業をスキップすることができるのです。
管理者としては、デバイスとアカウントを一元管理できるのも大きな強みです。
Google Workspace の管理コンソールから、デバイス・組織・ユーザーのセキュリティや使用状況などの管理が可能になります。
デバイスやアカウントの使用制限をしたり、アプリの利用可否を定めたりすることができます。
組織の管理者が気になる点が集約できるので、業務の効率化の面が期待できます。
また、Google Wokspace はブラウザ上でアプリが動くため、ソフトウェアのインストールが不要です。
Chromebook には Chrome ブラウザが搭載されている上に、Google Workspace のアプリ起動のショートカットがあらかじめインストールされています。
そのため、デバイスが届けばすぐ業務を行うことができるのです。
Google Meet と Google Meet ハードウェア
Google Meet ハードウェア は、Google のパートナー エコシステムが提供する、 Google Meet 認定の各種ビデオ会議デバイスや周辺機器です。活用することで、様々な会議ニーズに対応しながら快適なコミュニケーションと効率的な運用管理ができます。
Google Meet ハードウェアは、Google Meet 用にデザインされています。Google Meet はオンライン会議用に作られた、簡単にビデオ通話をすることができるアプリです。
(2020年4月より、Hangouts Meet から Google Meet に名称変更されています。)
Google Meet はブラウザ上で利用することができ、映像付きの通話、画面の共有、チャットメッセージの送信などの機能を有しています。
ビデオ通話に際しては、会議室デバイス・カメラ・ヘッドセット・マイク・スピーカー など 通話のための周辺機器を用意する必要があります。
通話ソフト(アプリ)と外部ツールは同一企業が提供していないことも多く、セットアップが必要だったり、接続が上手くいかなかったりすることも少なくありません。
一方、Google Meet ハードウェアのデバイスは、Google から認定を受けたデバイスであり、簡単に設定・開始することができます。 Google Meet ハードウェアは、デバイスが相互運用性の要件をすべて満たした上で、公開テストで合格しており、Google からの認定を受けています。
つまり、Google Meet ハードウェアは、Meet で問題なく動作することが保障されている、確実な周辺機器であると言えます。
また、Google Workspace 側においても、Google Meet ハードウェアについてアップデートされており、ハードだけではなくソフトの面においても Google からフォローされています。
Google Meet ハードウェアは Google Meet の利用を加速させ、低コストで簡単・便利なオンライン会議を行うことができるのです。
なお、Google Meet ハードウェアは利用自体にライセンスが必要となりますのでご注意ください。
まとめ
これから Google Workspace を導入する、あるいは導入を検討している場合はもちろん、既に Google Workspace をご利用で、より合理的に Google Workspace を活用したい場合においても、Google が提供している Chromebook や Google Meet ハードウェアを活用することで、 Google エコシステムの高い親和性の恩恵を受けることができます。
ぜひ便利な Google Workspace がより快適に使える Google エコシステムを導入し、Google Workspace で一層の生産性向上にお役立てください。