Azure OpenAI Service

Azure OpenAI とは?一般的なOpenAIとの違いとは

Azure OpenAI では、OpenAI社で提供しているAIサービスをそのまま利用できます。
利用できるサービスは以下です。

Azure OpenAI Service_1_200

1)自然言語の生成・
テキストの入力候補

  • テキストの生成と編集
    例) GPT-3/GPT-4/ChatGPT
  • 埋め込み:テキストの検索、分類、比較
    例) Embeddings

Azure OpenAI Service_2_200

2) コードの生成

  • コードの生成、編集、説明​
    例) Codex
Azure OpenAI Service_3_200

3) イメージの生成

  • イメージの生成と編集
    例)DALL-E​

 

同じサービスならOpenAI社で利用すればいいのでは?と思った方もいらっしゃるかもしれません、しかし企業用、本番環境用としてはAzure OpenAIがピッタリです。以下の比較表をご覧ください。

OpenAIAzure OpenAI
提供元OpenAI .incMicrosoft
利用できるサービスOpenAI GPT-4, GPT-3.5 (ChatGPT), GPT-3, Codex, Embeddings, DALL-E,Whisper (音声認識モデル)OpenAI GPT-4, GPT-3.5 (ChatGPT), GPT-3, Codex, Embeddings, DALL-E
セキュリティ・OpenAI のセキュリティポリシーに準拠
(脆弱性開示ポリシー)
・APIキーによる認証
・Azureのセキュリティ基準に準拠 
・APIキーによる認証とAzure AD認証に対応
・Azure仮想ネットワークによる保護
データ・API経由であればデータは利用されない
・悪用/誤用の監視目的で30日間保持され、OpenAI社員か委託業者が確認する可能性あり
・オプトアウト申請可能
・データが利用されることはない
・悪用/誤用の監視目的で30日間保持され、承認されたMicrosoft 社員が確認する可能性あり
・オプトアウト申請可能
プライバシー・OpenAI のプライバシーポリシーに準拠
・カリフォルニア州法に準拠
・Microsoft の声明およびAzure OpenAI Serviceの製品ポリシーに準拠
・日本の法律を準拠法とし、東京地裁裁判所を管轄裁判所として契約可能
SLA SLAなし99.90%
サポートコミュニティベースでのサポートAzure カスタマーサポートの提供
課金1トークンあたりに課金され、価格はどちらも同じ
支払いクレジットカード請求書払い

上記の表を見るとAzure によるセキュリティの高さはもちろんですが、日本の法律・裁判所に準拠している点もサービス提供や本番運用時のリスク回避につながります。またOpenAI社では設定がない、SLA(Service Level Agreement)、すなわちサービス品質の保証、稼働率の保証がAzure OpenAI では99.9%で設定されている点も見逃せません。またAzure OpenAI ではサポートプランが用意され、さらに、法人での利用に便利な請求書払いも可能となります。こういった観点から、Azure OpenAI を選択される企業が増えています。
使ってみたい、触ってみたい、アプリの開発を検討している等、検討している方はぜひお問合せください!

スムーズに利用開始可能!

Azure OpenAI の利用開始には Microsoft への申請・審査が必要でしたが、2024 年 7 月 24 日より、ご利用申請をしていただかなくても、すべてのユーザーの環境にて、ご利用いただくことが可能となりました。

TD SYNNEXが充実のサポートを提供!

詳しく聞いてみたい、実際に導入を検討している方はぜひご連絡ください!
TD SYNNEXがサポートさせていただきます。
・エンジニアサポート
・Azure導入支援・構築支援
・再販オンボーディング

当社エンジニアが実際にAzure OpenAIを使用した解説記事をブログにまとめました!ぜひご覧ください。
Azure OpenAI Serviceをクラウド技術オタクが実際に触ってみた~その特徴と使い方をわかりやすく解説

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