1984年に設立されたレノボは、2005年5月にIBMのPC事業を統合し、ここから世界中のお客様へ製品を提供するグローバル・テクノロジー・カンパニーとして、現在のレノボが誕生しました。東洋と西洋の文化がミックスされた、本当の意味でのインターナショナルな社風は、地域の多様性を重んじ、優れた才能を多く育ててきました。世界で愛用されるノートブックPC「ThinkPad」を生み出した日本の大和研究所もその一つです。IBM時代からの優秀な設計者、研究者がその才能を認められ、現在ではレノボ全体の技術力を牽引する役目を担っています。
そして2011年7月、NECとの合弁会社を設立。また、2014年10月にはIBMからx86サーバー事業を継承し、同年、携帯電話を世界で初めて世に送り出したモトローラ・モビリティもレノボに合流。それぞれは米国の拠点で引き続き研究開発を続けるだけではなく、レノボの持つ世界トップクラスのサプライチェーンを利用するなど、グループとしてさらに力をつけてきました。
こうして世界中のパワーを結集し、今後もお客様の幅広いニーズにお応えするポートフォリオとソリューションをより高いクオリティでご提供して参ります。
これからの経営に欠かせない、脱炭素という取り組み。
温室効果ガスの削減は、持続可能な社会・安心して暮らせる環境を実現するために、いまや世界中の企業において重要な課題となっています。カーボンオフセットは、これからの脱炭素経営を実現するためには欠かせない取り組みです。
ThinkPadは「松花堂弁当」から着想を得て、日本の大和研究所で誕生しました。ThinkPadは「デザインと機能の融合」という、お弁当に共通する考え方を持っています。 お弁当が、味覚と見た目と栄養の最適な組み合わせを提供しているのに対して、ThinkPadは、普遍的なデザインの中に最新のテクノロジーと最高の使いやすさと機能を統合しています。
生産性を落とすことなく、また場所を問わずに働くことができるテクノロジーはすでに存在しています。オンライン会議に必要なヘッドセットや、作業効率を上げるマルチモニターなど、オフィス以外の周辺環境についてもオフィスと同様に設備投資の対象として捉えることは重要なポイントです。生産性の高い働き方改革・持続可能なテレワークを実現するために、モニターや周辺機器を充実させることは、成功への鍵となるでしょう。
2013年度版 経済産業省『ものづくり白書』に紹介されるなど、その優れた生産管理手法が知られている米沢事業場。1984年の操業以来、NECブランドのPCを35年間にわたり生産、2019年からはThinkCenter(法人向けデスクトップPC)の一部モデルの生産を開始し、受注から最短5営業日で納品しています。また、米沢事業場の高い品質管理で得られた知見は、大和研究所の設計者に送られ、次世代製品のさらなる品質追及に役立てられています。
国内におけるすべてのLenovo製PC・タブレット製品の修理は、2016年夏から群馬事業場で行われています。長年NEC製品のサービス品質を支えてきた群馬事業場は、その長年のノウハウをLenovo製品のサポートにも適用することで、サポート品質をさらに向上させています。さらに、群馬事業場で得られた知見は、大和研究所の設計者を含めたグローバルチームへもフィードバックされています。
平成23年度に経済産業省の「製品安全対策優良企業表彰」で経済産業大臣賞を頂くなど、“安全”はレノボのものづくりにおける最優先事項です。このポリシーを徹底するために、NECレノボ・ジャパングループでは両社の持つ技術力を結集しています。ThinkPadの堅牢性に代表されるLenovo製品、長年日本国内で実績のあるNECブランド製品、これらは、技術および人材交流、妥協のない品質へのこだわりから生み出されました。
IoTの普及によりあらゆる機器がネットワークに繋がっています。しかし、そこから生まれる膨大なデータによって、通信遅延やプライバシー面における課題が生まれています。その解決策としてエッジ・コンピューティングが注目されています。レノボは、ローカルにあるデータをエッジデバイスで処理し、通信遅延の解消、セキュリティリスクの低減、通信コストの削減を可能にするエッジ・コンピューティング製品を提供します。スペースの限られた場所への設置や稼働時の温度が高い倉庫など、厳しい環境での利用にも対応します。
エンターテイメントにもビジネスにも使えるパフォーマンスを提供。客室のインフォメーションブックやPOSレジ、車載サイネージで利用可能なモデルのほか、シームレスに切り替えて使える2-in-1や、ビジネスシーンでのユーザビリティを追求したモデルなど、エントリーからプレミアムまで、さまざまなスタイルや用途で活用が出来る製品をラインナップしています。