米国カリフォルニア州クパチーノで1996年に設立され、その後サンタクララに移転し、現在はサンノゼに本社を置くExtreme Networksは、古くはBlack Diamond、Alpine、Summitといった製品ラインナップで、通信事業者・データセンターから一般企業に至るまで、最先端で優れた有線ネットワークの技術を提供し、世界のネットワーク技術をリードする中心的な役割を担ってきました。
近年では、2013年にEnterasys (旧Cabletron)、2016年にZebra (旧Motorola)、2017年にAvaya (旧Nortel、Bay Networks)、およびBrocade (旧Foundry)、さらには2019年にAerohiveといった、業界でも有数の有線/無線ネットワーク機器のメーカないし事業を次々と買収し、技術やポートフォリオを拡充しています。
このように、これまで世の中に生み出されたネットワーク技術の多くが、現在ではExtreme Networksに集約され、100Gbps、WiFi6といった最新のハードウェア技術の提供に加え、ネットワークの自動化・自立化、および安全性と管理性を向上するため、クラウドの管理ツールであるExtremeCloud IQを提供し、リモートでExtreme Networks各機器の管理を実現にして、ネットワーク管理者の負荷低減が急務となる、ニューノーマル時代のネットワーク管理の要請に応えています。
Extreme Networksは、2019年現在、有線/無線LANにおけるGartner Magic Quadrantで、リーダー企業3社のうちの1社に位置付けられています。
ExtremeCloud IQは、無線アクセスポイント、スイッチ、ルータ、およびセキュリティ/NACのためのユニファイドマネージメントプラットフォームを提供し、オンボード、構成、監視、トラブルシューティング、レポーティング、およびクラウドセントリックのエンタープライズネットワークに向けた他の多くの機能を実現しています。
Extreme Wireless Cloudは、Extremeが提供する一連のワイヤレスアクセスポイントで、最新のWiFi 6に対応し、ExtremeCloud IQからリモート管理が可能な、利便性の高いワイヤレスアクセスポイントです。
コアからエッジに至る幅広いレンジに対応する、イーサネットスイッチの製品群です。SDNの一つであるIEEE 802.1aq Shortest Path Bridging (SPB)をサポートし、機器導入時の設定作業の負荷を大幅に低減させます。