最も思い出深い、米TD SYNNEX社からのシステム移植プロジェクト
これまでで最も思い出深い仕事は、2016年のクラウド・ソリューション・ポータルサイト 「Cloudsolv(現StreamOne® Stellr)」の導入プロジェクトです。
StreamOne® Stellrは、ポータルサイト上でクラウドサービスを購入できるサービス。当時、すでに米TD シネックス社では運用が成功していましたが、日本法人であるTD シネックスでは導入の目処が立っていない状況でした。
「今後、クラウドのビジネスを拡大していくうえで、StreamOne® Stellrは欠かせないサービスになる」。担当しているビジネスを拡大するためにも必要不可欠と考えた私は、米TD シネックス社からStreamOne® Stellrを移植するプロジェクトのリーダーに就きます。
このプロジェクトは、異例のスピードで進行されました。私は米TD シネックス社に飛び、2日間でStreamOne® Stellrのシステム構成や、データベースとの連携方法などをリサーチ。すぐにその内容を日本に持ち帰り、3ヶ月先の運用開始に向けて、導入の開発体制を整えました。
当時、私はプロジェクトマネジメントの経験はありませんでしたが、開発チームや上司の協力を得ながら、着実にプロジェクトを進行し、無事、予定通りにStreamOne® Stellrをカットオーバーさせることができました。
このプロジェクトは、社内外から高い評価を獲得。TD シネックスは世界的なITベンダーのM社から、年間のディストリビューターアワードを贈られ、その功績を認められた私は、米TD シネックス社が主催するアワードで表彰を受けることとなりました。