白石氏の専門は、研究所の基盤技術のひとつであるバイオインフォマティクスだ。白石氏は、京都大学大学院薬学研究科を経て2013年に生物有機科学研究所に採用。内分泌学、生物機能化学を専門とする統合生体分子機能研究部 研究部長 主幹研究員 佐竹炎氏の研究グループに所属し、主に「機械学習を駆使した新規ペプチド- 受容体の高精度予測と実証」に従事してきた。2019年には、革新的な『ペプチド-GPCR ペア高精度予測システム』の開発を米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America、PNAS)に公表した。