世界中に仲間がいる心強さは外資ならでは
自分はちょうど、柏にある当社の物流センターが開設する前に入社していたので、そこの物流システムを開発するプロジェクトのキックオフから携わることができました。
具体的には、当時アメリカですでに使っていたシステムを、日本の物流センターでも使えるように修正して導入する仕事で、伝票など日本独自のプロセスを調整する作業がありました。最初はトラブルが起こることがあって、何度も何度も試行錯誤。トラブル対応のため、物流センターの近くに2カ月ほど泊まり込んで作業をしました。現在もそうした物流システムの保守点検やバグ修正、ユーザー(物流センターの担当者)のニーズに応じた新たな開発が主な仕事です。
仕事をする中で難しいなと感じるのは、ユーザーのニーズを把握すること。彼らはシステムの専門家ではないですから当然ですね。だからこそ、本当に必要なことを想像し、模型を作り、どのようなプログラムでどのような画面にするか、何度もやりとりして真のニーズに近づけていきます。いろいろなことを調整してユーザーさんのニーズを実現できたときは、すごく達成感を感じます。
でも、本当に困ったときは上司に相談します。また、北京に100人規模の開発チームがあるので、そちらに相談してもいいことになっているんです。東京の上司や同僚も、北京のメンバーも、とても相談しやすい。現場で作業をしていても、僕のうしろには強力なサポーターがいてくれるんだと感じられるのは、心強いです。これは、グローバル企業ならではの魅力だと思います。